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農商工連携の取り組みについて


ほかさんといて!
廃雌鶏の叫び~京都産ヒネ鶏をおいしくいただくプロジェクト

 
みずほファームでは現在(平成28年)、鶏舎4棟で一日7トン、約12万個の鶏卵を生産しています。ですが一方で、月平均1万羽の『廃鶏が出ることも現状です。これがこの事業の背景であり、これを何とかしたい!ということから、このプロジェクトに取り組み始めました。
 ミリケンフーズ株式会社は、これまで捨てられていた老鶏のような未利用資源を再生利用するノウハウや技術を有しており、この連携を通じて初めて、みずほファームが永年悩んでいた廃鶏を商品化できるように連携へと動き出しました。
両者が連携して、老鶏を「京桜」ブランドとして認知度を上げるとともに、柔らかく、おいしく食べられる加工方法と加工食品を試作開発するプロジェクトです。

事業スキーム

① みずほファームは、自社鶏舎からでる廃鶏(ヒネ鶏)を処理。
② 新開発の真空加工装置にて下処理をする。処理技術はミリケンフーズオリジナルのもの。
③ 下処理をしたヒネ鶏をミリケンフーズ株式会社の連携先である食品加工会社にて食品加工する。
④ みずほファームにて袋詰め、ラベル梁などの商品体裁を整える。
⑤ 農商工連携の先輩(有)京フーズのレストラン「プレミアム百」にて試食会を開催。みずほファームブランドにて販売する。
  販売先は、「プレミアム百」など京都市内の居酒屋やレストラン。
  自社サイトにてネット通販、玉子の流通に乗せた販売も行う。商品企画や販売戦略は共同で行う。


第一弾! 京都産ヒネ鶏をおいしくいただくプロジェクト 試食会

推進事業のプロトタイプとして、京桜ブランド鶏肉を食材とした創作料理の試食会が、2016年2月23日 京都烏丸蛸薬師東側のダイニング「プレミア百」において業界関係者や異業種各社を招いて催されました。
今後もこのような取り組みを重ね、製品化出来る加工方法の研究や食卓に出せる美味しい味づくりの試行錯誤を繰り返し行なっていきます。